Twinbrook Community Center参戦記2012.5

近くの体育館でバスケが出来ることを知り、行ってきました。 毎週月曜は18歳以上がバスケットをする日であるとのこと。 でもこれは無謀な参加でした。ある意味、とても大きな経験になったと思います。 プレーしているひとたちは、ほぼ皆黒人のプレーヤー。一人アジア系の人がいました。 オフィシャル担当の人に自分の名前を言って、ゲームに入れてもらうようにします。 彼らのプレーは半端ないものでした。近くで本物のアリウープを見ることが出来ます。 ドリブルの切れ味は皆超がつくほどに抜群で、それをディフェンスする人も本気でファールをおかしながらも、そのドリブルさばきで抜いていくさまを何度も目の当たりにしました。このようにして、スキルを磨いているのです。ドリブルに自信がある人は皆ディフェンスに挑戦を挑んでました。 ドライブしてダンク、というのも間近で見ることが出来ました。 一緒にプレーさせてもらいましたが、もう走って着いていくのがやっと。 38歳という高齢であることと、飛びぬけて日本人の中でうまいという訳でもないので、その差は歴然。 邪魔にならないようにスペースを開けます。何度かシュートチャンスもあり行いましたが入りません。久しぶりに実戦での難しさを思い出しました。 参加させてもらえるだけでいいかな、と思いましたが、最後の方はちょっと本気になってきました。 マッチアップした人は、自分のディフェンスから少し離れれば3pライン(最近は少し遠い)からシュートを決めてきます。2回決められました。近づけば、当然抜いてきます。 僕は、今回の経験を日本の実業団の選手たちと一緒にプレーをさせてもらった、と評価したいと思いましたが、レベルという点では本当に近いのだろうと思いますが、違いはそのプレースタイルであり今回のプレーの数々はやはり黒人そのものでした。 彼らのクイックネスとばね、ジャンプ力はアジア人にはまねできないものです。 華奢だけど、クイックネスと早さでディフェンスを置き去りにして相手ゴールまでもっていってシュート。空中での滞空時間の長いシュート。当たり負けしない身体の強さ。 自分のプレーを見てくれと言わんばかりの強引なプレーも、たとえ失敗したとしても僕からしてみればほれぼれするものです。また、そういう強引なプレーにも誰も文句を言わない。 それと何より、リズムが違う。アジア人のプレーヤーも上手でしたが、一つ一つのスキルはしっかりしているものの、つまり忠実なプレーで活躍できますが、黒人たちの、クイックターンで抜き去り、リムまでいく速さと比べると次元が違うものを感じました。 NBAの選手が黒人ばかりであることに納得ですし、草バスケのレベルの高さを目の当たりにして、その裾野の広さを思い知ることになりました。

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